【映画】冷酷な同僚との恋模様を描くラブコメ『ヘイティング・ゲーム』
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※ネタバレあり
『ヘイティング・ゲーム』2021年
あらすじ
ルーシーの勤める出版社は経営難で他社と合併して以来、社員が二分されている。
ルーシーも向かいで仕事をするジョッシュに毎日挑発され、彼を目の敵にしている。
ふたりは会社が設けた新しいポストをめぐって争い、負けた方が会社を辞めることにするのだが……
引用:映画ナタリー
監督・脚本など
監督 | ピーター・ハッチングズ |
---|---|
脚本 | クリスティーナ・メンガート |
原作 | サリー・ソーン『大嫌いゲーム』(オークラ出版) |
キャスト
エンディングの曲
Dagny – Somebody (Official Music Video)
ネタバレ含む個人の感想
ラブストーリー系はあまり見ないのですが
コメディとかタイムリープ系がプラスされているとついつい観てしまいます。
あとは、顔立ちが好みの女優さんとか
好きなファッションスタイリングやインテリアが出るとチェックします。
映画の内容そのものよりも、
アート作品として観てしまう。
今回も、主演のルーシー・ヘイルさんが可愛くて観てしまいました。
海外小説がもとになっているこちらの映画は、
子供じみた「まねっこゲーム」から始まります。
いじわるで笑わない堅物の同僚ジョシュア・テンプルマンが
主役のルーシー・ハットンの真似をするのですが
お前、堅物で冷酷なフリして中身は小学生だなと思いました😁
ルーシーはカラフルなお洋服に身を包み
綺麗とは言えないデスクでお仕事。
一方、ジョシュアは曜日ごとに決まったシャツを着て
文房具をデスクの同じ場所にきっちりと置くような外側も内側もルーシーとは対照的な人物。
文学をアートとして扱うルーシーの出版社と
売上重視なジョシュアの出版社が合併したことで
ルーシーとジョシュア以外の社員も仲違いしています。
度重なる2人のバトルは社内の中でも問題視され、忠告を受けるのですが
2人は「パパ」「ママ」と皮肉交じりに呼び合い
まるで『夫婦の痴話げんかですよ~』と言いたげに忠告者をあしらいケンカを反省する気はゼロ。
ある日、社内で常務取締役のポストが設けられ
そのポストを狙って、ルーシーとジョシュアのバトルはさらにヒートアップし
どちらかがそのポストに就いたときは片方が辞めろという話にまで発展します。
しかしその夜、
ルーシーが見た夢にジョシュアが現れ
とってもセクシーに意地悪をしてきます…
ルーシーは翌日、作戦として黒いセクシーなドレスでジョシュアの前に現れます。
それに挑発されたジョシュアは「デートでもするの?」という質問を投げかけますが
ルーシーは詳しくは答えません。
絶対、こいつデート行かないな
と見破りながらも、「どこでデートするんだ?」の問いに
AC(バー)に7時よ
と答えます。
するとジョシュアも「俺もそこへ行くんだ」と言うもんだから…
仕方なく、ルーシーは自分に気があるダニーを無理やりデートに誘う始末(笑)
しかし!!
終業後のエレベーターの中で、事件は起こります( ゚Д゚)
もう、何だその展開。ってアラフォーは思っちゃうのよ。
90年代の映画やドラマって、
男女の仲を時間をかけて前半で作り上げて、
後半で恋が叶う系が多かったと思うんだけど
今の恋愛映画って、前半で割とさっさと付き合うよねって思う(笑)
映画も倍速で観る子が増えているというし。。
時間が大切なのはわかるけど、
会話やお笑いに必要な「間」とか「空気感」を学べてるのかなと心配になる。
昔に比べて恋愛ヘタな子とか別れ際が最悪なカップルとか(事件になる場合も…)
多くなったのは、メディアやアニメ・漫画での
「ちゃんと関係性を築かない恋愛描写」が影響しているように思えてならない。
それらを作っている人達も、あんまりリアルな恋愛してなくて、
メディアに影響受けて妄想で悶々としてる側じゃないか?とすら思ってしまう。
ただの偏見ですけど。
そんな私はアラフォー独身で
推しがいれば良いこじらせ系ですけど。
まあ、映画やアニメなんて夢を与えてなんぼなんだから
現実的に作ったら面白くないのも事実なんだけど。
でも現実問題、
おとぎ話は最後に結ばれてハッピー♪で終わりだけど
本当は、結ばれるのはゴールではなく新たなスタートなわけで
付き合いました、終わり。じゃないのは今の時代には必要なのかもな~。
付き合う前が大事なのか、後が大事なのかと言ったら
後が大事な気もするし‥これはこれでいいのか。
しかしながら、
マッチングアプリで出会っては別れを繰り返したり
面倒くさい相手なら既読スルーで、相手は恋が終わったことすらわからない。。
「恋人を持つこと」や「結婚」が目的になって
中身のない恋愛や結婚生活をしている人もたまに見かけます🙄
最近、ネットコミックの広告で
「どS上司」とか「どS彼氏」の恋が扱われたものが出てくるのですが‥
日本だけじゃなく、海外でもどS系男子は人気なのでしょうか(笑)
私はどちらかと言うと、ルーシーに気があるダニーのようなタイプが好みなのですが。
(ただ話が長くて面倒くさい😅)
時代と共に恋愛映画の需要も変わってくるんだと思います。
初対面の人と結婚して70年連れ添う…なんて時代じゃないし
フィーリングが合わなければバイバイでもOKな時代。
ルーシーも勝手に勘違いしてジョシュアに振り回されて感情的で
くっついたと思えば離れて‥
そしてダニーを上手く使いすぎな小悪魔で😕
ジョシュアは時折ストーカー性(?)が垣間見えたり
元カノの話がえげつない感じだったり(私だったら引くわ/笑)
ドタバタではありますが、
さて「常務取締役」には誰がなるのか、2人のちぐはぐな恋愛はどうなるのか
是非、明日休みだから何か映画観よう~な方どうぞ~
文句言いながらも、結局2回観たわ(笑)
思い出した恋愛映画3選
ヘイティングゲームを観ながら
思い出した恋愛映画がいくつかありますので紹介します♪
ルーシーたちは「出版社」でしたが、こちらは「本屋VS本屋」の話。
この映画は結構好きで何度も観ています。
若かりしメグライアンが可愛すぎる…
当時、メグライアン×トムハンクスの映画がいくつかあったと思う。
ストーリーは‥メグは母から受け継いだ街角の小さい本屋さんで店長をしています。
そのすぐ近くに、大手有名本屋(トムがオーナー)が出店するというからさあ大変。。
メグのお店に偶然やってきたトムがライバル本屋のオーナーとわかると、
お互いに敵対心むき出し!!メディアを使って攻撃しちゃったりする。(笑)
そんなメグの心の支えは、彼氏ではなくメル友。
日々の怒りや不安をメル友に相談します。
『ユー・ガット・メール♪』のパソコンの表示にメグの心はウキウキです♪
一方、メル友の男性は恋人と上手くいかず、メル友であるメグに会おうと提案しますが…
察しの良い方なら展開は分かると思います。
これも後半は展開が速いかな(笑)
こちら☟はルーシーとジョシュアのお洋服の対比で思い出しました。
こちらも何度見たことか‥
ストーリーは‥カラフルな町に住み、自分勝手な住民と暮らす女の子と
廃墟のお城に一人暮らすピュアな心を持った人造人間エドワード(今でいうAIかな?)の恋物語。
愛する人を抱きしめたくても、シザーハンズ(ハサミの手)のせいで傷つけてしまう‥切ないラブストーリーです。
はじめはエドワードに優しかった町の皆ですが、
とある事件から悪者扱いされ…集団意識の恐ろしさというものを感じます。
ティムバートンのファンタジックでダークな作品♪
こちらも出版社が舞台になっているお話。
ストーリーは、お洋服大好き、お買い物大好きで借金まみれの女子が
借金と素敵な上司との恋に挟まれながら自分を見つめなおす映画(だと思う)
私の好きなクリステンリッターが出演されているという事で
1度だけしか観ていないけど、面白い映画でした。
こちらも出版社が舞台になっておりますが、
主役の恋の相手はジョシュアのような冷酷な人ではなく、
しっかり者だけど主役の嘘に騙されて守ってあげちゃう優しい人😘
毎回、ちゃんとしたレビューを書くのは苦手なので
まとまりがありませんが‥気になる映画が見つかってくれたら嬉しいです♪
本日もありがとうございます☺
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