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母が40年近く着なかった浴衣

浴衣を二部式にしてほしい。
という母。
義叔父が買ってくれた浴衣を、40年以上もタンスの中にしまったまま、
着ることがなかったようです。
というのも、母は派手なデザインの服を身につけないのです。

ところが最近、泊まりの用事ができたため、
その浴衣を寝巻き代わりに使いたいとのこと。
という事で、二部式浴衣を作りました♪
面倒臭がり屋さん向けなので、
きっちり作りたい方にはあまり参考にならないと思います(笑)
二部式浴衣とは?
二部式浴衣(にぶしきゆかた)とは、上下が分かれている浴衣のことです。
見た目は普通の浴衣とほとんど変わりませんが、
自分で着やすい・動きやすい等のメリットがあります😊
また、下衣が巻きスカートになっているので
Tシャツなどに合わせてカジュアルに着こなすこともできます♪
仕上がり寸法
以前作った作務衣と、母が愛用している巻スカートのサイズを参考にすると、
黒線のあたりでカットすれば丁度良さそうです。

寝巻用なので、帯は不要。
別で作務衣・巻きスカート用の紐を用意します。
各紐の寸法
●作務衣用の紐:4本

浴衣とは別の布を使っても良いのですが、今回は解いた襟を活用しました。
足りない部分は、別布を組み合わせています。
●巻きスカートの紐布:1本

長さ:3mもあれば十分だとは思いますが、
リボン部分を長めにしたかったのでこの寸法になっています。
長い布はカット中に曲がってしまう事があるので注意が必要です!

私は布を4分の1に畳み、カットする長さを短くしています。
幅:身長が高い方は、幅の長さでスカート丈を調整してください。
接着芯:今回は布の半分のみ接着芯を貼りましたが、厚みがあるなら貼らなくてもOK
布が薄い場合は、全面に貼ると縫いやすくなります。

布が厚すぎると、リボンが結びづらくなります

芯がない場合は、縫い代を多めにとって厚みを出してもOK
接着芯を貼るとパリッとして見栄えもいいので、貼ることをおススメしますが
ファッション(手芸)はフリーダムなので、
個人で楽しむ場合は、堅苦しい事は考えないで良いと思います😉
簡単リメイクの手順♪
パターンから作るわけではないので、手順は簡単です♪

①襟先(〇の部分)が長いので、赤線–まで解いてから上(作務衣)下(巻きスカート)に分ける
②上衣(作務衣)の裾を縫う
③切った襟を縫いなおす
④作務衣の紐を4本作る
⑤作務衣の紐を内側と外側に縫い付ける

⑤巻きスカート用の紐をカットして縫い付ける
終わり♪

なんてザックリな説明・・・
作務衣と巻きスカートに変わりました
全体写真

作務衣:外側の紐

襟のあまり布を使っているので、パッと見わかりづらいですが
2㎝幅でちょうど良かったなと思っております。
作務衣:内側の紐

別布で、接着芯は貼らなかったのでクタっとしています。

トルソーに巻いた時の紐の長さはこれくらい。
母はお腹ポコリンチョなので、垂れの長さがもう少し短くなります。
ベルト通し(紐通し)は無しで作っています。
平置き画像


襟が長いので、襟の途中に紐を縫い付けてあります。

内側の紐をつける位置。

帯をまいて、浴衣として着る場合は
短めの紐のほうが帯に隠しやすいと思います。
おわりに
今回は、持っている糸の中から一番生地の色に近いものを選んで縫いました。
糸を生地の色に合わせるだけでも、仕上がりがぐっと綺麗に見えます♪
片付け途中の部屋で作業していたので、
生地をカットする場所を確保するのが大変でした🙄
それでも、「また着物をリメイクして、ワンピースやジャケットも作ってみたいな♪」と思わせてくれる時間でした。
おしまい。
本日もご覧くださり、ありがとうございました🍉
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