【捨てる】40歳目前!過去の写真をデータ化して整理するメリットと方法

遺品整理 断捨離 写真を捨てられない データ化のすすめ ★日常

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捨てられない本当の理由「忘れたくない」

何度か片付けについてのブログを書いておりますが
「写真」だけはどうしても手放せない。

一時的に迷い箱(保留箱)に入れて、実家の物置にしまっているので
物理的に部屋を圧迫する事は無いのだけれど…

管理人
管理人

片付けないと頭の整理がつかない気がする‥

と事あるごとに手を出すのだけれど。。惨敗。

初めの頃は、
似たような写真不鮮明なものでも捨てられませんでした。
しかし、時間をかけて何度か片付けるうちに手放すことが出来ました。

以前、ブログで「捨てられない理由は自信のなさ」1と書きましたが
ふと頭に、忘れたくないからだと浮かびました😯

私は5年弱の引きこもり生活をしていましたが、
その間の記憶がほとんどありません。
「思い出がない、記憶に残っていない」ということは、
自分の時間や存在がなかったかのように感じられ、
「一生懸命覚えていたい」という恐怖心がある事に気付きました。

5年日記のブログ2を書き始めたのも、記憶を形に残しておきたいからでした。

忘れる事が怖くて捨てられない
と気づいてからは、小さなカードに

「忘れてもいいよ。」
記憶が、思い出があまりないから
一生懸命、覚えていたくて「とっておく」
モノも写真も色々。

ちゃんと時々思い出せるから
手放して「忘れてもいいよ。」

と、捨てられない理由を忘れそうな私に書いてあげました(笑)

同窓会がもたらした「捨てる」決断

実家の物置に眠っている写真を片付ける前に
スマホ内の画像を整理していると
10年前に県外から遊びに来てくれた友達2人の画像を見つけました。

管理人
管理人

あれから10年かぁ。
あの時は引きこもって服のお直ししてたな。

と懐かしんでいたら‥

その数日後・・
その友達
1からLINEが!!
しかも、私が眺めていた画像を送ってきて「10年も経つね!」と

以心伝心?シンクロ??とスピってるヤバイ思考になりました(笑)

それから1ヵ月後に東京で10年ぶりのプチ同窓会をする事になり
あれやこれやと思い出話が出てきて、
その時の写真をデータ化してLINEアルバムにしてあげたんです。

いらすとや データ化

写真が無くても思い出は残っている

データ化しているうちに、「忘れていない」ことに気付きました。
しかも、思ったよりも写真が少なくて
写真よりも私の記憶の方がはるかに多いと思ったんです。

管理人
管理人

もっと沢山の写真があると思ったのに。
たったこれだけ?

と驚きました。

忘れているようで、きっかけがあれば思い出すことが沢山ある。
そう思ったら、少し安心出来て

そうしているうちに、「いずれは捨てなければ」という気持ちに整理がついたのか
次々とデータ化する事が楽しくなりました。

はじめは、データ化したにも関わらず
写真をゴミ袋に入れる事をためらってしまいました…

しかし、次の日にはその気持ちにも変化があり
データ化したら「ありがとう、楽しかったよ」と言って捨てる
というループに入っていったんですねぇ~🌼

(後半は無言でバンバン捨ててましたが…)

気づけば、136枚入るフォトブックを4冊捨てる事が出来ました。

いらすとや 写真

そのままゴミ袋に入れるのは防犯上と精神衛生上よくないので
綺麗な紙袋に入れて捨てました。

管理人
管理人

写真て、とても重いのね。

母の写真を捨てられないおじさんの心情とは?

以前、市が開催する「お片付けセミナー」に参加したときの事です。
参加者は30名ほど60代~の年配の方が多かったです。

お片付けセミナーの最後に、講師の先生に質問が出来るのですが

おじさん
おじさん

母が亡くなってから、古いアルバムが捨てられません

という方がいらっしゃいました。

遺品整理 断捨離 写真を捨てられない データ化のすすめ

お話では、着物や小物などは遺品整理が出来たようなのですが
どうしても写真だけは捨てられないとのこと。

おじさん
おじさん

別に見返すわけではないんです。
場所をとるので、片付けたいけど出来ない。

いわゆる部屋の隅で肥しになった大量のアルバムは
おじさん的にストレスを感じる存在。
でも手放すことが出来ない矛盾した気持ちにイライラ・モヤモヤする。。と。

\これ教えてあげたい‥/

講師の先生は

講師の先生
講師の先生

写真を厳選して小さなアルバムにしてくれるところや、データ化を考えてみては?

と教えてあげるのですが、

おじさん
おじさん

それも考えたけど、捨てられないんです‥

講師の先生
講師の先生

一気に手放すのではなく
少しづつ手放して、気持ちの整理をしてみては?

おじさん
おじさん

わかっているんですけど、すぐ何とかしたいと思ってストレスなんです。

と何をアドバイスしても「でも‥」「だって‥」と堂々巡り。
先生も困ってしまって、結局解決しないまま、おじさんが引き下がりました。(笑)

おじさんはお母さんを亡くされて、遺品整理と共に「母の死」と向き合ってきた。
着物などの持ち物は処分が出来たけど、
最後の最後で「母親の姿」を写す写真を手放せないでいる。

私も去年、立て続けに親戚が4人も亡くなってしまって
写真を捨てられない気持ちが少しは分かる。。

モノとして部屋のスペースを圧迫しているけど
それはただの「モノ」ではなく「母親の存在」なんだと思う。

触れる肌も、小言を言う声も、作ってくれたご飯の味も
無意識の中にある香りも、笑ってる顔も無くなった今
頭で思い出しても消えてしまいそうで

目が覚めたら見ていた夢を忘れてしまうように
少しづつ、その面影を忘れてしまいそうで怖い。

だから、はっきりと色づいた「母親の存在」をとらえた写真を捨てられないんだと思う。
(あくまで私の意見です。)

だけど、それは「母親」ではなく「モノ」という矛盾。

見返さないのは、亡くなってから見返して
そこに新しさや感動がないからだと思う。
お母さんが経験した記録であって、
おじさんにとっては何も思い出がない写真も沢山ある。

だけれど、「母親の存在」が遺影一枚で集約されてしまうのは寂しい。

そんな感じじゃないかなと思う。

去年、祖母が亡くなったときに
兄が一緒に出てきた祖父のアルバムを見つけて大量に持ち帰ってきた。

だからといって、見返しているわけでもなさそう。
兄も写真に祖父の存在を見出しているけれど、
兄の知らない祖父の記憶は感動が無いのだと思う。

写真をはじめとする「モノ」に、1つ1つ感情や記憶が張り付いている。
1つ1つ捨てるたびに、少しづつ存在や記憶が薄くなっていくようで怖い。

自分の頭や心の中にあった「その人のスペース」が空っぽになったら
まるで自分も少しだけ欠けてしまいそうで怖い。

そんな感じなのかもしれない。

無理に捨てなくていい:写真のデータ化で得られる安心感

データ化するメリット・デメリット

メリットは何と言っても、身軽さでしょうか。
スペースを取らないというのは大きいと思います。
写真自体はデータとして残っているし、
欲しい人がいればスマホやPCで転送してあげる事も可能です。

もちろん、お気に入り写真をプリントして飾っておくこともできます。

デメリットは、DVDやスマホの中にあると、外側からは見えないというところでしょうか。
もし私の遺影を兄弟が作る時に、データを見つけられない場合もある。

おすすめのデータ化の方法

大量にデータ化したい場合のおススメ順です。

①専門業者に依頼する
②スキャナーを購入し自分で作業
③スマホアプリで撮影

④コンビニでスキャンする

写真の枚数にもよりますが、
専門業者さんに依頼したほうが手間はかかりません。

ひつじさん
ひつじさん

下記サイトでDVDなどにしてくれるみたいです。
カメラのキタムラ
富士フイルム

Googleさんのフォトスキャンというアプリも人気のようですが、
大量の場合は時間がかかりそうです😓

私は、コピー機がスキャナー機能付きの複合機なので自分で作業しました。
こだわりが無いのでキヤノンの1万円以下のものですが、問題なしでした。

はじめは1枚づつて丁寧にスキャンしていましたが‥

遺品整理 断捨離 写真を捨てられない データ化のすすめ

面倒くさくてB5サイズで一気に4枚スキャンしました(笑)

遺品整理 断捨離 写真を捨てられない データ化のすすめ

逆にこの方が、アルバム感があって
一度に色んな写真が見れるので良かったです😊

キヤノンのスマホアプリで作業すれば、
Androidの場合は、miniSDカードに転送されるので、DVDよりもコンパクトです。
スマホに入っていれば、LINEアルバムを簡単に作る事が出来ます。

遺品整理 断捨離 写真を捨てられない データ化のすすめ

(失くしたり、水害には気を付けなければ💦)

PCがある人はPCにも送ることが出来ます💻

今は、クラウド☁に飛ばすってことも出来ますが
私や家族はイマイチ分かっていないので、まだ物理的なものに頼っています😓

画像のカードは32GBですが、スマホはもっと大きな容量のものを使っているので
まだまだ入りますよ~♪

1GBでも写真の大きさなどで250枚~1000枚はデータが入るようなので
遺品整理で使うくらいならお手頃なカードで問題ないと思います。

関連ブログ・サイト様

昔の写真が大量!自分で「データ化」できる?おすすめな方法やサービスまとめ
写真のデータ化する4つの方法を紹介します。「昔の写真が大量にある…」「大切な思い出が色褪せる前に…」と不安な方にはぴったりな方法です。
  1. ↩︎
  2. 引きこもり5年後に5年日記を書き始めた理由 ↩︎

その後、データ化と物質の処分が楽しくなってしまい
書類関係もデータ化しはじめました。

いらすとや データ化

ファイル2冊空きました。

今度は母が大事にしている私たち兄弟の写真を全部データ化したいんだけど…
母を亡くされたおじさんと同じで、物質として手放したくなさそうです。。

本日もご覧くださり、ありがとうございました♪

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