※昆虫が苦手な方はご注意ください
こじらせアラフォーの蝶の保護話
過去にも興味本位で、
レモンの敵でありながら私の愛する蝶々を保護した話を書きましたが‥
またやりおった。
蝶々を保護‥というと聞こえは良いけど、
栽培中のレモン🍋を筋にされたくないだけの話です‥😓

茶色い幼虫の時に保護して大きくなったのですが‥
どうやらレモンの枝から移動せずこのまま蛹になりそうな予感。
しかし、少し小さい気がする。。
と思っていたら、
いつの間にか2本の細い糸に支えられたシェルターに入ってしまった。

蜘蛛の糸や、この蛹を支える糸の力は、本当にすごくて
昆虫の出す糸は何か製品に応用できないのかな?と思っていたら
Spiber社というところで製品化されているようです✨
▶クモ糸に着目して開発された「夢の素材」 資源・環境・食料問題の解決へ

spiderをもじって、spiberにしたのかな。
9日目に黒くなってきた。

青虫の段階で小さかったし、しんでしまったのかな?と心配だったけれど
次の日には翅の模様が見えてきた。
模様の入った蛹の写真を撮ろうと思ったら。。
すでに出ていた(笑)

ご飯を食べていたら羽化の様子を見逃してしまった😣
ちなみに、あと3匹幼虫がいます(笑)

寒くなってきたから、蛹になれたとしても
羽化しないまま越冬しそうな気もする😩ハゥ
しばらく翅を乾かしていましたが、枝の一番上まで移動して
パタパタとしていました🦋”

ネットで調べる限り、雄っぽいです。

内側の方が、デザイン性が高い。
能ある鷹は爪を隠すし、本物の金持ちはロゴの見え無いブランド品を着るし←
蝶は内側に美を秘めるのかな。

指を差し出したら、のぼってきてくれた。
こんなに細い脚なのに、とても力強くつかまっている。

私が、hideさんの化身と崇めているミヤマカラスアゲハとご対面。
くしくも、このナミアゲハが蛹になった日に
hideパパがhideちのところへ行ってしまったようだ。。
▶故hideさん弟、父の死去を報告「兄の所へ旅立ちました」「最後は笑って見送りました」
悲しい。
だけど、人は亡くなったら小さい物質になって
自然の循環の一部になる。
水と空気になり、ピンク色に染まる雲になり
雨になり、土に溶けて、花の栄養になり
その花の蜜は蝶々の糧になる。
あの世なんて本当は無くて
かつて「誰か」だった物質は
この世界のどこかで形を変えていつまでも存在している。
そう思えば、少し悲しくない。
ただ例えれば 実る果実の 芳しくまばゆい香りも
ひとつ季節彩り そっと枯れ落ちたとて
蔦は絡まり 身は朽ち果てて
思い出の欠片 土に帰り
また 花となるでしょう
Hurry-go-round/hide

私の好きなアインシュタインの名言と共に。
Logic will get you from A to B.
Imagination will take you everywhere.
-Albert Einstein

私と同じ名前の薔薇と共に♪(しおれてるけど‥)
外はあいにくの曇り空。
出たそうにしていたので指の先に乗せて窓を開けたら
しばらく手のひらで遊んでいたけど、無事に飛んで行きました。
そのあと、雨になってしまったけど何処かで休んでいるかな?
羽化できた蝶、蛹になれなかった幼虫
今まで見てきた幼虫は、蛹になる前に一斉にどこかに消えてしまいます。
ベランダの幼虫も、レモンの葉を食い尽くしたあとは、忽然と消えています‥
この日、偶然発見できた脱走中の青虫。

捕獲し、何度も枝に戻すのですが、何度も脱走するので
ベランダに逃がしてみました。
レモンの木に置いてみましたが、別の場所がいいのか脱走します🐛”
そのスピードは結構速い!

踏んでも嫌なので、壁に貼り付けてみるとグングン登って行きました。

こんなに小さいのに、すごい筋肉よね💪
観察していた幼虫の中には、幸いにもレモンの枝で蛹になってくれる子もいました。
しかし、行方不明になり、蛹になれないまま干からびて見つかった子も…😢
以下で紹介するのは蛹になれた2匹。
緑と茶色の蛹になり、個性が垣間見えました。
茶色の蛹
段ボールの中に2匹いたはずが、1匹行方不明に…
また干からびて見つかるのか、前回のように羽化してくれるのか?
と心配していたら、段ボールの外にいた(笑)

落下する可能性もあるので、蛹ケースを張り付けて待機。

蛹になってから、数時間で黒くなってしまった…
亡くなって腐ったのかもしれないと心配になりましたが、

どうやら気温などで越冬する蛹はこのような色になるそうです。
また、蛹の色は木の枝や枯葉の色に合わせて保護色を変えることもあるようです。

寒い日が続いたから、越冬するのかな?
と素人ながら、羽化までの長期戦を考慮し、
コピー機の横にいるので、注意書きを貼っておきました。


誰に宛てるでもなく、わたし用の注意書きです‥

緑色の蛹
こちらは、茶色の蛹の数日後に蛹になりました。

色からしても、越冬しそうにない‥
越冬蛹にするためには、
1センチくらいの幼虫の時に「短日処理」という光周期を調節する必要があります。
幼虫が入っている段ボールなどを布などで遮光する方法です。
・8月下旬の幼虫
・日に当てるのは10時間程度
・15℃以下

冬に羽化してしまうと、短命になったり子孫を残せなくなります。

活動に適した温度は20~30度のようです。
羽化しました
羽化予定日の前日、緑色だった蛹の色が変化していきました。

1匹目の時には写真に収めることが出来なかった模様も見えます。

前回見ることのできなかった羽化の様子を見たいな~と思いながら、スマホをいじっていると・・・
いつの間にか出てた😢

蛹に亀裂が入ってから出るまで、20分~60分かかるらしいけど
体感、3分くらいで出た気がする(笑)
またしても見逃してしまった。。
茶色い方が先に蛹になったけれど、
羽化予定日を過ぎても出てこないという事は、やはり越冬するのか‥⛄
ちゃんと越冬出来るように、安全な場所に移動しなければ‥
その後、食事を終え部屋に戻ると・・

ん????
出てる。。。しかもシンクロしてる。

おしっこされた。

しかも、もう1匹もおしっこしてるところを見てしまった。
そんな所までシンクロしなくていいのに‥(笑)
オスとメスかな?
メス、メスのようにも見えるけど‥専門家ではないので判断出来かねます🙄

こちらは絶対メス。
まだ飛ぶのが上手ではない🦋
そして前回の子と違って、この2匹は全然なついてくれない・・
例のごとく、薔薇の上にのせてルームツアー。

レディたちとご対面。

お互いを認識させてみた。
視力は、仲間を認識するには十分らしいけど
仲良くはなってくれなさそうだ。

1匹はカーテンに止まったまま。
もう1匹は、どんどん上まで歩いていき、カーテンレールでバタバタしていた。
前回同様、この日も雨曇りの日で
しばらくお部屋で遊ばせていたけど、出たそうだったので泣く泣く窓を開けました。
なんか、少し寂しい🙄
蝶の一生を人間の一生で考えると‥
人間の寿命を80年とすると、
ナミアゲハが羽化するのは何歳くらいなのだろう?思い調べてみました。
※80歳に設定した理由は下に書いてあります。
前提条件
- ナミアゲハの一生:約 45日
- 人間の一生:80年
- 1日あたりの人間年齢換算:
80 ÷ 45 = 1.777…年 ≒ 1.78年/日
ナミアゲハの各段階と人間年齢
| 段階 | 期間 | 計算 | 人間年齢換算 |
|---|---|---|---|
| 卵 | 4日 | 4 × 1.778 ≈ 7.11年 | 0〜7歳 |
| 幼虫 | 14日 | 14 × 1.778 ≈ 24.89年 | 7〜32歳 |
| 蛹 | 9日 | 9 × 1.778 ≈ 16.0年 | 32〜48歳 |
| 成虫 | 18日 | 18 × 1.778 ≈ 32.0年 | 48〜80歳 |

私まだサナギだわ。

君は人間だ。
🦋🌼🦋🌼🦋
最近知ったのですが、平均寿命というのは今生きている人の寿命ではなく
「その年に生まれた赤ちゃんが、現在と同じ死亡率が一生続くと仮定した場合、平均して何歳まで生きるか」という統計上の「期待値」
という事で、
2025年の平均寿命は、それ以前に生まれた私にはまったく関係ないものらしいです。
しかし、医療の進歩や生活環境の改善で死亡率が低下することがあるため、
実際の寿命はこの平均寿命より長くなる可能性が高いそうです。

私の生まれた年の平均寿命(女性)は80歳から88歳まで伸びています。
大正12年生まれの、祖母と大叔母さんは亡くなったのが100歳と99歳6ヶ月だったけど
彼女たちが生まれた時の平均寿命(女性)は44歳だったようなので
44歳→約100歳と倍以上の年齢になっている😮

本当に200歳まで寿命は延びるのかもしれない。
とはいえ、ここ数年で、40代後半~50代前半の独身男性が立て続けに亡くなっているのを見て、
自己管理と健康診断の大切さを改めて感じます😣

友達が「野良猫は短命なんだよ」って教えてくれた話を思い出した🐈
私も、アラフォー独身だから、本当に気をつけないといけないなと思います…
蝶々にも個性がある
色んな幼虫を見てきたけれど、
葉で触れても大人しくしている個体、近くで見つめただけで角を出してくる個体
薔薇やレモンの木の枝で蛹になる個体、段ボールで蛹になる個体、壁を登って蛹になる個体
蛹になる前に亡くなってしまう個体‥
羽化できても、体の一部が欠損している個体
人間や植物同様、同じように見えても個性があるのだなと改めて思いました🐛🦋
レモンの味の好みも違うらしい👀!!
保護しなかった個体の中には、
卵から孵れなかった個体や天敵に食べられた個体もいたと思います。
人間だけが寿命を延ばすことができたけど
他の生き物は、野生のままならそうもいかない。
私もあと何年生きるかわからないけど、
あと50年経ったら、地球の生態系はどうなっているのだろう?

アインシュタインが「もし地球上から蜂が消えたら、人類はあと4年しか生きられない」と言ったかは定かではないらしいけど、
受粉に依存している植物は絶えるかもしれない。
恐竜やマンモスのような大きな生き物は絶えてしまったのだから
最終的に残るのは、小さなウイルスだと思っている(笑)

バクテリオファージ、強そうだもん。

人間に害はないし、いいやつらしいけど。
絶滅しても、自然循環の中に入るのだから
かつてマンモスだったバクテリオファージもいるのかもしれない。
私は鉱石になりたい(笑)
ラブラドライトとか。
と、冗談はここまでにして、
来年はレモンの害虫対策をして、愛する天敵アゲハ蝶から守るつもりです🍋
黒い蝶々とHideさん。
私のアイコンになっているこの画像の蝶々。

これは、私が約5年間の引きこもり生活を脱出し、
新しく働き始めた会社で出会ったミヤマカラスアゲハのオスの写真を加工したものです。
この蝶々をhideちの化身と崇めている理由は・・
さかのぼること20年ほど前。
Xのファンサイトで「黒い蝶はhideちゃん」という話を見かけました。
X関連のイベントには必ず現れるという事で
一部のファンの中では黒い蝶はhideさんの化身という事になっていたそうです。
(中には黒い蝶だけでなく、アゲハ蝶としている人もいるようです)
当時から蝶々は好きだったし、「それは面白いな~」と思っていると
お墓参りの時に、毎回黒い蝶々を見かけるようになりました。
一種のカラーバス効果なのだろうと思っていますが
そんな事はどうでもいいのです。(笑)
不思議だったのは、2008年のYOSHIKIのイベントで
人混みの中をパタパタと飛ぶ黒い蝶々を見つけたこと。
お墓参りと違って、植物からこんなに離れたところまで飛んでくるなんて
本当にhideちかもね。なんて思っていました。
それ以来、私の中でも「黒い蝶はhideち」として楽しんでいたのですが
ひきこもり後に働き始めた会社は、まだ社長と上司と私の3人しかおらず
社長と上司がそれぞれ外出するので、会社で一人作業をしていると
とにかくつまらない😑
誰もいないので、
「ひでち、なんか面白い事ない??」と大きな独り事を冗談ぽく言ってみました。
するとその後、大きな黒い影がバサバサと視界の中に入りました。
初めは「鳥かな?」と思って近づくと、なんとミヤマカラスアゲハだったのです(笑)

会社の中に入ったものの、出られずにガラスにバシバシとぶつかっていました。
急いで段ボールの板を間に入れると
よじ登って大人しくしていたので、30秒くらい動画の撮影タイム。

仕事しなさい
ということで、偶然が重なって黒い蝶々はhideちの化身に決定したのです。

ミヤマカラスちゃん、黒と濃い緑色でこの色に似てるし。(笑)
と、こじらせアラフォーの蝶々観察日記と、空想のお話でした。
おしまい。
本日もご覧くださり、ありがとうございました🦋”



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